たもぎ茸は北海道の短い夏の時期にしかとれないヒラタケ科のきのこで、香り・味が大変よく「幻のきのこ」とよばれる黄金色のきのこです。
たもぎ茸には旨味成分が豊富に含まれ、アミノ酸や多糖類も多く含まれています。
アミノ酸の中でも最近注目されているのが「エルゴチオネイン」という成分で、 抗酸化活性が非常に高く、生命維持に重要な役割を果たしているのではないかと考えられています。
キノコ類に特に多く含まれていますが、人間やペットはそれを体内で生成することができないため、食事などで補う必要があります。
たもぎ茸に含まれる多糖類の中には、免疫機能を活性化させると言われている、 (1→3)-β-D-グルカンがあります。
白血球 の一種であるマクロファージに作用・強化し、T細胞や、B細胞による抗体生産 も増加させると言われています。
たもぎ 茸のエキスにはアガリスクエキスの約13 倍の1-3-β-Dグルカンが含まれています。
このエルゴチオネインは抗酸化活性が非常に高く、キノコ類に特に多く含まれていますが、 生合成がむずかしく、食事などを通して摂取する必要があります。
たもぎ茸はキノコ類の中でもエルコチオネインが特に豊富に含まれています。
【たもぎ茸はセラミドの宝庫!】セラミドは外からの刺激から皮膚を守るバリア機能をもつ成分で、角質層に含まれ肌の健康を保っています。
空気の乾燥やストレス、年齢などでセラミドは失われていきます。
セラミドを失った肌はさらに乾燥がすすみ、刺激やかゆみが発生しやすくなります。
かゆかからさかにかいてしまい、角質がさらに傷つき、さらにかゆみを増すという悪循環に陥ってしまいます。
たもぎ茸には皮膚を守るバリア機能をもつセラミドが豊富に含まれていますので、毎日のご飯にふりかけてセラミドを補給できます。
皮膚の乾燥しがちな子やアトピーのある子の皮膚の保湿に最適なふりかけです。
【たもぎ茸の整腸作用】たもぎ茸エキスには小腸の細胞を活性化させる成分が含まれていることが最近わかってきました。
小腸は胃で消化されたものをさらに消化しながら栄養分を吸収する大切な臓器です。
小腸を活性化することにより、食べたものの消化吸収の効率を高めることができます。
また小腸には免疫細胞が多く集まる「腸管免疫系」という免疫システムがあります。
体に取り入れては良いものと悪いものを区別し、悪い物を体外へ排出する役割を担っています。
免疫細胞を活性化することにより腸内の善玉菌のバランスを整え、病気になりにくい体になります。
人間は体長の12倍の長さの腸を持っていますが、犬は体長の約6倍、猫は体長の4倍の長さの腸しかありません。
肉食動物は食べた肉が体内で毒素を出すため短時間で 消化・排出をしなければならないので腸が短くなっています。
効率よく栄養を吸収するためには小腸の活性化が重要です。
軟便や便秘、便の臭いがきつい、痩せ気味、毛ヅヤがよくないなど腸内の環境を整えることで改善効果が期待できます。
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